今回の出品は、次郎先生のコレクターからの特別出品です。代表作とも呼ぶべき釘彫り魚文ぐい呑です。沖縄の鉄分の多い赤い胎土で成形後、白化粧土を外は刷毛で、内側には掛け一気に釘で魚文を彫り、飴釉と呉須を施しています。 この釘彫りは、次郎先生の得意とする技法で、魚文は次郎窯のオリジナルです。この作品は晩年作で、読谷の窯元にて窯出しの時に買い付けた作品です。今日では、市場に少なくなった金城次郎先生の作品です。 当素朴で力強く見事な焼き上がり、次郎先生のまさに代表作と言われる魚文です。古酒を呑むのに良いやや小振りな「外刷毛目魚文ぐい呑」をぜひこの機会にご愛蔵下さい。 画像を良くご覧の上、入札願います。
読谷壺屋焼 沖縄民芸 やちむん 琉球陶器の至宝 壺屋焼 人間国宝 金城次郎 作 外刷毛目魚文ぐい呑 (5)
サイズ 径 6.8cm 高さ 4.1cm
付属品 紐付桐共箱、陶歴
商品の特徴 未使用品、長期収蔵品
全て手作り(手捻り)のため、歪みなどがございます。土物の特性上器面がざらついたり、登り窯で焼成中、炎などの作用により斑(窯変)になったり、灰などの降りものがございますが、キズではございません。 また、表面の細かなヒビは貫入と言われ、胎土と上薬の収縮比率の違いにより入るものでキズではありません。
注 意 充分注意して撮影等しておりますが、お使いのモニターによっては色が違って見える場合があります。