【詳細】
初版 新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集 作画 近藤和久 原案 矢立肇 富野由悠季
1996年2月15日初版 株式会社メディアワークス発行
雑誌『B-CLUB』28号から連載された『THE DOG OF WAR U.C.0092』を中心とした5作品の短編集
核のエピソードである『THE DOG OF WAR U.C.0092』は、『機動戦士ガンダムΖΖ』の終わりから『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にかけての期間が舞台の作品である。同作者の漫画『機動戦士ガンダム ジオンの再興』の後日談的な内容でもあり、『逆襲のシャア』の劇中で隕石落とし作戦の際に使用する核兵器を奪取するため、フレデリック・F・ブラウン大尉に率いられた第66MS小隊が再度地球に降下し、地球連邦軍管轄の旧ジオン軍オデッサ、マ・クベ鉱山基地跡を襲撃するという内容である。
近藤和久によるモビルスーツ(MS) の進化を独自解釈のもとでデザインしたメカニック群も特徴であり、オリジナルMSをはじめ、従来の設定とは異なる派生機が多数登場する。また、ズゴックやユーコンなど『機動戦士ガンダム』世代の兵器も登場する。
富野由悠季
日本のアニメ監督・演出家・脚本家・漫画原作者・作詞家・小説家。本人は演出家・原案提供者としている。日本初の30分テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の制作に携わるなど、日本のテレビアニメ界をその創世期から知る人物。代表作は『機動戦士ガンダム』などのガンダムシリーズ、『伝説巨神イデオン』、または『聖戦士ダンバイン』他のバイストン・ウェル関連作品など。
近藤和久
1984年にデビューした漫画家、イラストレーター、メカデザイナー、モデラーとしても知られる。
1984年「血を吸うマンション」で漫画家としてデビュー。「機動戦士ガンダム」シリーズのコミック化で、人気を得る。また、イラストレーターとしても活躍。他の作品に「スパイラルゾーン」「オーラバトラー戦記」、著書に『ART OF GUNDAM STANDBY OK』『GO AHEAD-「機動戦士ガンダム」からオリジナルメカまで』など。
【状態】
経年劣化により焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。