◆コピ・ルアック（じゃこうねこコーヒー）

コピ・ルアクとは、インドネシアの島々（スマトラ・ジャワ・スラウェシ・バリ島など）で作られている、ジャコウネコ科パームシベット属のパームシベット（マレージャコウネコ）の糞から採られる未消化のコーヒー豆のことで、「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名である。 独特の香りを持ったコピ・ルアクは、産出量が少ないその希少性により、世界で最も高価なコーヒーとして知られており、かなりの高額で取り引きされている。 インドネシアのコーヒー農園で栽培されるコーヒーの木の熟した果実は、しばしば野生のマレージャコウネコに餌として摂食され、果肉は栄養源となるが、種子にあたるコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄されるので、現地の農民はその糞を探して中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄してよく乾燥させた後、焙煎する。 コピ・ルアクは独特の複雑な香味を持つと言われている。 その要因は、マレージャコウネコの腸内に存在する消化酵素の働きや腸内細菌による発酵の働きで、コーヒーに独特の香味が加わることによる。 なお、この腸内発酵により、カフェイン含有量は、通常のコーヒーに比べて、およそ半分に減ることが分かっている。 また、コピ・ルアクは、ルアク（マレージャコウネコ）が食べるコーヒー豆の品質によってその味や風味が大きく左右されるそうだ。 一大観光地であるバリ島（インドネシア）等の観光地で市販されるコピ・ルアクは、観光客向けに大量生産されているため、鮮度や品質が低いことがあるらしい。 今回出品のコピ・ルアクは「コーヒーを買うならこの店」とジャカルタ在住者がだれも勧めるジャカルタ市内の「ＤＵＮＩＡ ＫＯＰＩ」で購入したもので、混ぜ物がない１００％のルアック・コーヒーである。 この店の通常のコーヒーは全て「豆」の状態で売られているが、銘柄とグラム数を指定してその場で粉に引いてもらう事も可能。 昨年の暮れにジャカルタを訪問した折に、密閉容器に小分けして購入してきましたが、余りにも多く購入してしまい、自家消費だけでは消費が間に合わなそうなので出品させていただきます。 加工日付 ２０２４年１２月１８日 消費期限 ２０２５年 ６月１８日 商品名 コーヒー豆（コピ・ルアック） 内容量 １００ｇ 開封後はなるべくお早めにお召し上がりください。