パキスタン・・・・・、実は、この国もピンクトパーズの産地でありますので、カトランとまではいかなくとも、せめてペシャワールぐらいには行ってみたいという気持ちはあります。このルースを売ってくれたパキスタン人も、「パキスタンに行きたいなら、俺に言ってくれ。ボスに話をして、安全に行けるように手配してやる。軍人を2人ほど、ボディ―ガードにつけたら大丈夫だ」と笑って言いましたが、そもそも軍人のボディ―ガードを付けないといけない段階で尋常ではないと思います。しかも、一度、パキスタンに入国すると、今度は、アメリカに入国する時、大変な苦労を伴うと、旅系のユーチューバーが言っておりました。それはそれで、不自由になり、困りますしねえ・・・・・。悩ましいところです。前記のパキスタン人に、「パキスタンなんて、恐ろしくて行けない。殺されてしまう」と言うと、やや不服そうな表情を浮かべていました。 このパキスタン人は、かなりいい人で、いつも、入荷したてのルースを一番最初に見せてくれます。今回のルチル入りペリドットも、程よいサイズ、ルチルの入り具合、カットの状況などを総合的に判断して仕入れたルースです。なんと申しましても、このルースは、かなり大きなレインボーが見えますので、ルチルが入っている事と相まって、とても魅力的なリングが出来上がります。写真ではうまく撮影できませんでしたが、ペリドットなのに、赤、青、黄色など、通常、ペリドットではお目に掛かれない色彩を見て取る事が出来るのです。実際に、指に乗せてチェックしてみましたが、ナイスでした。ミスターの言葉を借りるなら、「ん~、ナイスですねえ…」という感じです。さあ、虹の架け橋を渡っていきませんか?