※ 露ウクライナ戦争と対ロ経済制裁の影響でイコン等の仕入れが不可能な状況が続いているため、在庫限りの販売となっております。※
商品の説明
★色鮮やかでとても美しいロシア製のイコンです。
・題材はキリスト教の聖人の1人で古代ローマ末期の殉教者、ゲオルギオス(ゲオルギイ、ゲオロギウス、ギオロギウス)のドラゴン退治です。キリスト教の聖人伝説をまとめた『黄金伝説』には数多くのドラゴン退治物語が記載されており、聖ゲオルギオス伝承もその中に記載されている。正教会では聖大致命者凱旋者ゲオルギイと呼ばれる。
竜の奇跡(ドラゴン退治)
伝説の成立は11世紀から12世紀頃のグルジアといわれる。
カッパドキアのセルビオス (Selbios) 王の首府ラシア (Lasia) 付近に、毒気は振りまく、人には咬み付く、という巨大な悪竜がいた。人々は、毎日2匹ずつの羊を生け贄にすることで、何とかその災厄から逃れることとなったのだが、それが通用するのはそんなに長い時間のことではなかった。羊を全て捧げてしまった人々は、とうとう、人間を生け贄として差し出すこととなった。そのくじに当たったのは、偶然にも王様の娘であった。王は城中の宝石を差し出すことで逃れようとしたが、もちろんそんなものでごまかせるはずはなかった。そのかわりに8日間の猶予を得た。
そこにゲオルギオスが通りかかった。彼は毒竜の話を聞き「よし、私が助けてあげましょう」と出掛けていった。
ゲオルギオスは生贄の行列の先にたち、竜に対峙した。竜は毒の息を吐いてゲオルギオスを殺そうとしたが開いた口に槍を刺されて倒れた。ゲオルギオスは姫の帯を借り、それを竜の首に付けて犬か馬のように村まで連れてきてしまった。大騒ぎになったところで、ゲオルギオスは言い放った。
「キリスト教徒になると約束しなさい。そうしたら、この竜を殺してあげましょう」
こうして、異教の村はキリスト教の教えを受け入れた。
★新品未使用で大きさは約22.0x18.1x0.4cmです。
★背面には壁に掛ける際に利用する穴があります。
※ 重要 ※
出張等で商品を発送できない期間がある場合は自己紹介欄にてご案内差し上げておりますので、 自己紹介欄をご確認の上で入札 お願いいたします。
14165